重賞馬を輩出する名繁殖牝馬
2011-10-17
エアグルーヴといえば、オークス、秋の天皇賞などを制した名牝。しかし意外なことに、2歳(旧3歳)時には女王の座を逃しています。阪神3歳牝馬ステークスでは2着に破れているのです。
そのときの勝ち馬はビワハイジ。スローの流れで逃げ切り勝ち。みごとエアグルーヴを抑えたのですが、その後は桜花賞で惨敗。ダービー挑戦も惨敗に終わり、結局5歳時の京都牝馬特別での重賞勝利を最後に静かに引退してしまいます。
しかし繁殖にあがってからのビワハイジは、次々と重賞馬を輩出する名繁殖牝馬としての座を確立しました。世間から再び注目を集めるようになったのです。その繁殖成績は、高値取引で注目されるエアグルーヴの仔と比べても遜色ありません。
中でも最高傑作となったのが、父スペシャルウィークのブエナビスタ。秋の天皇賞を1番人気で圧勝し、2010年の年度代表馬に輝いた馬です。
エアグルーヴとビワハイジを比べるとしたら、ブエナビスタ一頭分の活躍でビワハイジの勝利といえるかもしれません。エアグルーヴの繁殖成績が悪いわけではありません。エアグルーヴも十分、名繁殖牝馬といえる活躍を見せているのです。それだけブエナビスタが突出した存在といえます。
この2頭が繁殖牝馬となって、母親としてもライバル関係にあるのはとても感慨深いものです。今後どのような馬を出すのか。この2頭には今後も注目です。
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